メールマガジン「ベトナム株情報」 
VOL.55
2009.12.8


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CONTENTS
 
01. 何が市場を支えているのか
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
      (11月30日~12月6日)
      セレクト<見る素材>
      金融情報
03. 噂のうわさ話
      ABT(ベンチェー水産)
04. サイゴン・街角風景
      「ロゴ刷新!VINASUNタクシー」
 
 

01.何が市場を支えているのか

  年初から見ると、ベトナム株式市場は世界でも上昇率が最も高い市場の1つということ
になる。

  ベトナムがこれほど高い上昇率を達成できたのは国民の財務能力が高いためである。
サイゴン証券[銘柄コード:SSI]
のグエン・ズイ・フン会長はそう見ている。

  「多くの国では住宅や自動車など耐久消費財を購入するために、銀行から資金を借り
入れる人が大勢います。そのため、企業の経営状況や、経済全体が悪化し、失業率が
急増すると大きな問題となります。しかし、ベトナムでは居住用の住宅を購入するため
に、銀行から資金を借り入れる人は非常に少ないのです。」と述べた。

  ベトナム人にはこうした貯蓄を行う習慣がある。このことと、ベトナム株式市場で個人投
資家が非常に大きな影響力を持っていることは、無縁ではない。

  ベトナムの第2四半期GDP成長率は4.5%、第3四半期は5.8%であった。2009年度全
体のGDP成長率は5%以上となる見込みである。

  「ベトナムはアジアで中国に次ぎ経済成長率が高い国です。GDPに占める国民の貯蓄
比率も非常に高いものがあります。2002年度から2006年度までの国民の貯蓄はGDPの
25.2%も占めていました。」SSIのレ・レ・ハン投資顧問分析部長もこう語った。

  更に政府はこれまでに80億ドルの景気刺激策を発表・実施して来ている。金融緩和政
策によって、ベトナム経済は著しいスピードで回復した。

  経済を支える要素として、ハン部長は3つの要素を指摘した。

  第1に、民間企業が著しい成長を遂げてきていることである。戦略的分野では国営企業
が引き続き主導的な役割を果たしているが、国営企業の投資比率は2004年度の56%か
ら2008年度には29%に下落している。それに対して、民間企業の投資比率は2004年度
の27%から2008年度には41%に上昇した。

  現時点でベトナムで営業している企業数は30万社にも達したが、その内の95%は中小
企業である。

  第2に、政治的な安定が維持されているため、外国直接投資(FDI)が目覚しい成長を遂
げてきたこと。2008年度にはFDI登録額は640億ドルにも達し、実効額も115億ドルとなった。
世界的な金融危機により、2009年度FDI登録は200億ドル程度に縮小する見込みであり、
これは2007年度の水準に留まるが、年初11ヶ月の実効額は97億ドルに達した。

  第3に、輸出が常に高成長を遂げていること。2004年度から2008年度までは常に20%の
成長率を遂げて来た。2008年度の輸出額はGDPの27%にまで膨らんだ。主要輸出品目と
しては、コメ・水産物などが挙げられる。

  更に株式上場を促進したことで、ベトナム株式市場も、2005年度から非常に高い成長を遂
げてきた。現時点での上場株式総数は2005年度の約10倍となっており、時価総額は48倍
増加している。

  2008年末時点では時価総額はGDPの55%を占めたが、2015年度には70%に、2020年度
には100%に増加する見込みである。

  「時価総額の36%を占めている大手上場企業45社について調べていますが、こうした企
業の2009・2010年度売上高成長率は、それぞれ13%・24%になると見込んでいます。」ハン
部長はこう指摘している。

  11月26日時点での市場全体の平均PERは12倍程度であり、2010年度予想PERは10倍
程度となる。他国市場と比べても、ベトナム株式市場のPERが、より魅力的だと言えるので
はないだろうか。

  ただし、投資決定を出す際に、ミクロレベルでは、企業情報の不透明さや、事業の多極化、
更にマクロ経済では為替変動、そして高インフレのリスクなどが最も懸念されることとして、
指摘されている。


  Nguyen Xuan, Info TV, cafef.vn, 12:46 GMT+7, 3/12/2009

 

02.週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
              (11月30日~12月6日)
 
このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。


セレクト<読む素材>
2010年度 ベトナムへの外貨流入は増大見込み
[2009/12/05 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/091204084723.html
 
   英スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート銀)は、2010年度のグローバル経済に
ついての予想を発表した。これによると、来年度ベトナムの輸出成長率は鈍化するものの、
流入する外貨は増大する可能性が高いとされている。

   2010年度には、国内需要が引き続き経済全体の成長の原動力となると予想されてい
る。成長の基盤を築くためにベトナム政府は、インフラ建設への投資を強化するとしている
しかし、財政政策は以前よりも規模を縮小するため、インフラへ投資は限定される可能性
があるという。

   主要輸出市場の経済回復スピードが遅いことで、2010年度輸出成長率も鈍化する可能
性が高い。しかし・・・・ 
 
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金融情報
銀行では年末に向けて消費ローン及び証券投資融資を抑制
[2009/12/05 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/finance/091204085800.html
 
   ある投資家は、この1ヶ月で証券投資のための資金借り入れが出来なくなったと明かし
た。以前SJC証券の投資家であれば、簡単にエクシムバンク[銘柄コード:EIB]から資金を
借り入れできていたが、現在はそれは不可能となったという。

   アウベト証券でもこの1ヶ月で同様な状況の変化が見られる。管理当局が間もなく検査
を行うため、商業銀行では証券担保貸付を一時的に中止している。

   ベトナム投資開発銀行(BIDV-Ngan hang Dau tu va Phat trien Viet Nam)やベトナム
農業農村開発銀行(Ngan hang Nong nghiep va Phat trien Nong thon Viet Nam-Agribank・
アグリバンク)などの大手銀行でも、証券担保貸付業務は一時的に中止されている。

   貸付の安全性を確保するためだとされているが・・・・ 
 
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03.噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。
 
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______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・ABT(ベンチェー水産)の巻!
(2009年12月3日発行ベトナム株通信第919号より)
______________________________
 
  ドン切り下げは市場にショックを与えましたが、輸出企業にとっては追い風となります。
思わぬ利益が生まれている可能性がありますね。

 
ABT(ベンチェー水産)■↑

  ABTは水産輸出企業であるため、ドン安で利益が増加する可能性があり、11月と12月
の利益は5~7%増加するかもしれない。基準金利が8%に引き上げられるが、ABTの借
入金は少ない。そのため、心配はない。チャ魚の養殖場を建設し、原材料確保は安定し
てきている。今年のチャ魚の価格は低かったが、その他の事業による利益が大きい。来
年、チャ魚の価格が上昇すれば、利益は2,000億ドン(約9億910万円)に増加してもおかし
くない。

 

04.サイゴン・街角風景
 
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「ロゴ刷新!VINASUNタクシー」です。

先月あたりから、VINASUNタクシーのロゴが
刷新された。

現在、街中を走るVINASUNタクシーは続々と
衣替え中。

新ロゴの赤と緑の矢印の中には「VINASUN」
のSの字が見える。テーマは「調和」らしい。
また、車体には緑と赤のラインが入っている。

馴染みがあるからかも知れぬが、個人的には、
グリーンに白ぬき文字(または白地に緑の文
字)のシンプルな旧ロゴのほうがよかったよう
な・・・。

ロゴ変更の理由のひとつは、街を横行する偽
VINASUNタクシー対策でもあるとのことだが、
先日、さっそく新ロゴをまとった偽VINASUNを
見かけた。彼らも、なかなか強かだ。


ホーチミン市1区、ナム・キ・コイ・ギア通りにて
撮影。

ビナスン株式会社[銘柄コード:VNS ]
   2008年07月29日上場。主な事業は
   タクシー事業、旅行手配、レストラン
   サービス、木材加工他

(photo by C*M)

 

 

今回は、ここまでです。
 
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。
______________________________
 
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